2004/7/01
「ユダヤ5000年の教え」
◆「ユダヤ人ほど、知性を重んじてきた民族はあるまい。」
◆「国土も持たず、文字通りに徒手空拳で、過酷な環境と闘ってきた。
そこで身につけた知性しか頼れるものがなかった。」
◆「おそらく世界の中で、ユダヤ人と日本人ほど、教育熱心な民族はあるまい。」
◆「知恵は処世術だ。知恵は人生を巧みに渡る、ノウハウである。人生の羅針
盤となるのが知恵である。」
◆「ヨーロッパでは中世から「教育のないユダヤ人を見つけることはできない。
ユダヤ人以外に育てられたユダヤ人のほかには。」という言葉ができた。」
◆「苦難は人間を鍛えて磨く。ユダヤ人は苦難に耐え抜くだけの自信と力をもってきた。」
◆「ユダヤ人のもう一つの特徴は、笑いを好む民族だということである。」
◆「人種学からいってユダヤ人という人種は存在していない。」
他にもいい言葉のオンパレードです。
ですので、一日一言格言集のコーナーを新設します。
7月月間企画です。
今月いっぱいお付き合いくださいね。
2004/07/02
「孫子」は人間に対する深い洞察と理解をベースにした哲学の書である。
「孫子」の全篇を通じて流れるのは、
●戦争を美化して考えない。
●無理な戦いを避ける。
●変化発展の眼で捉えようとする。
の三つの精神である。
兵法書として特筆するべき事として、
「弱者が強者に勝つための方法」が書かれています。
また、戦争をするにあたっては
国にとって大事な五つの基本と7つの比較の後戦うべきか否かを決定する。
などは現在にも通用するかなと思いました。
ちなみに、五つの基本は
道...挙国一致の目標
天...天候、季節、タイミング
地...地理的条件
将...将兵の資質や訓練度
法...軍隊の編成、規律、装備
です。
経営指南書として読まれる理由はこのあたりにあるのでしょうか。
ありゃりゃ、ごめんなさい。
なかなか、難しかったです。
食わず嫌いにならないためにも、今後もこういう古典を取り上げていきたいです
2004/07/03
世界中の100万人以上を対象として調査した優秀なマネジャーについての本です。
なかなか、身につまされる言葉が多くありました。
◆「並外れて優秀なマネジャーには共通点がある。それは、新しく何かを始めよう
とする時に、あず、ルールをことごとく打ち破っているということだ。」
◆「人はそんなに変わりようがない。
足りないものを植えつけようとして時間を無駄にするな。
その中にあるものを引き出す努力をしろ。
これこそ本当に難しい。」
◆「優れたマネジャーは「内側に」目を向ける。会社の内部を見る。個人一人ひとりの
目標や仕事のスタイル、必要性、そしてやる気の違いに目を向ける。」
「優秀なリーダーは、「外側に」目を向ける。競争の状況を見つめ、将来や全身のた
めの新たな道筋に目を向ける。」
◆「最高のウエイターは最低のウエイターと同様、頑固な意見を持つものだ。
最高と最低の違いは何か。最高のウエイターは自分のスタイルを顧客のテーブル
に合わせている。最低のウエイターはお粗末なだけだ。平均的なウエイターは
何の意見もなくどのテーブルの客にも同じせりふを単調に繰り返している。」
◆「ほとんどのマネジャーが最も生産性の低い人と一番長い時間を過ごしている。」
◆「毎日少しずつ前進する。そして時間の積み重ねの中で大きく前進しよう。という
やり方でノルマ性の束縛を打ち破ることができた。」
◆「梯子のある段で成功した人はその上の段でも成功すると決めつけている。」
◆「従業員を生産的な人材に「変える」ことができるマネジャーは一人もいない。
マネジャーは触媒だからだ。」
◆「マネジャーだけが会社の欲求と従業員の欲求という二つの力を結集させられる。」
2004/07/07
◆「クレーム処理と言うのは大変な仕事ですが、自分を磨くにはとてもよい仕事です。」
と非常に前向きな著者が実例を中心に書いている本です。
◆「事故の事を友達に話します。すると友達というのも無責任ですからあること無い事を
吹き込みますから本人もその気になってますますハッスルしてくるわけです。」
こういう例は私も何度か当たったことがありました。
一回目より、二回目、三回目と本人が調子に乗ってくることは大体周囲の人の影響なん
ですよね。
◆「複数で交渉に当たる場合には一人がはっきりと正論を述べてお客様に対峙し、もう一人
が二人の仲を取り持つような形で話の進行ができます。」
本当に、この体制で交渉に当たるのが基本ですよね。
◆「1962年アメリカのケネディ大統領が「消費者の四つの権利」を打ち出します。
この年をクレーム元年と捉えてもよいのではないか。
四つの権利とは、
1.安全を求める権利
2.知らされる権利
3.選ぶ権利
4.意見を聞いてもらう権利
です。」
◆「起きた問題については自分でしっかり勉強をして、自分で責任を持って説明する事が大切
です。 」
相手に対する姿勢が変わってくるんですよね。
営業担当者として、直接クレームの対応にあたってるので、思わず合いの手を入れてしま
いました。
文体が変わってごめんなさい。
2004/07/08
◆「まず自分を知力の上でも道徳的にも立派な人間に鍛えて、有用な人物たらんと決意する人に
,実に具体的な方法を提示している。」と訳者の渡部昇一さんの強い薦めから始まります。
◆「若い時分は、膨大な知識をたくわえることより、将来知識を身につけるのにそなえてまた、
将来役に立つように頭脳を鍛えることのほうが大切なのだ。」
◆「世の中に影響を及ぼす偉大なる道具、それは頭脳である。そして、頭脳ほど訓練し使用する
ことによって、決定的にしかも絶えず進歩する道具は他にない。」
◆「人は多かれ少なかれ他人から学び取ったものに基づいて行動するものだが、そうすることは
自分のためだと意識して習慣にしている人はきわめて少ない。」
◆「あわてて結論を出してはならない。一般にわれわれは判断力の欠如よりもむしろ性急である
ために道を誤るものだ。」
◆「およその物は権力で手にいれたりお金で買えたりするが、知識だけは勉強して手にいれる以
外に方法はない。」
◆「思想もまた、人に語ることによって、より確実に自分のものになる。すなわち、教えること
は学ぶことであり、与えることは与えられることなのだ。
2004/07/09
夢を追い求める若者を中心にこのレビューを書いていきたいのですが、この戦争で夥しい人が
死んでいくのを見ると、感傷的になってしまいます。
「日本人には元来防御の思想と技術が乏しい」
「戦争は勝つだけの工夫が必要だ。」
「もともと戦争というのは、「勝つ」ということを目的にする以上、勝つべき態勢を整えるの
が当然のことであり,ナポレオンもつねにそれをおこない、日本の織田信長もつねにそれを行
った。」
「もっともすぐれた間諜は、もっともすぐれた構想力のもちぬしである。」
「目的にむかって周到に配慮し、構想し、実行についてはあらゆる機会をのがさず機敏に行動
し、ほとんど狂人のようにすすんでゆくというこの性格は、すべての成功者がそうであるよう
に偏執的でさえあった。」
「ロシア帝国は日本に負けたというよりみずからの悪体制にみずからが負けた。」
「戦争というのは国家がやる血みどろの賭博であるとするなら、将軍というのはその賭博を
代行する血の勝負師であらねばならない。(略)賭博の技術は参謀がやるとしても、運を貸す
のは将軍でなければならない。」
2004/07/10
いろんな方からのリクエストがありました。以前、一度読んだことがありましたが、あらため
て、こちらでの紹介を目的に読んでみると違った感想も出てくるものですね。
心に響いた言葉です。↓
■「私たちは進歩し、進化する生き物であり、どんなときにも自分が学び、成長を遂げるため
に最適な場所にいます。」
■「人々の多くは、環境を改善することにはとても意欲的ですが、自分自身を改善することに
はひどく消極的です。」
■「思いと目標が結びつかないかぎり、価値ある物事の達成は不可能です。
でも、目標をもたないために人生の海原を漂流している人たちが、驚くほどたくさんいま
す。」
■「人間を目標に向かわせるパワーは、「自分はそれを達成できる」という信念から生まれま
す。」
■「不注意な人間、無知な人間、怠け心をもつ人間は、表にあらわれた「結果」だけに目を奪
われ、その背後に存在する「原因」を見ようとしないために、あらゆる成功を、幸運、運
命、あるいは偶然などという言葉で片づけようとしています。」
■「穏やかな心は、この上なく美しい知恵の宝石です。それは、自己コントロールの長く粘り
強い努力の結果です。」
この本は、当たり前の事が当たり前に書かれてます。
「だから、凄いのかな?」と思いました。
ただ、最近自己啓発書を数多く読んでるので少し物足りなさを感じました。
速読だけでなく、何度も読み返して一言一言を味わう本だと感じました。
著者はこの本で主張や説明ではなく提案をされていると書かれています。
「その目的は、できるだけ多くの人たちが、みずからの手で「自分こそが自分の人生の創り
手である」という真実に気づくのをうながすことにあります。」
2004/07/12
◆ 深夜の付き合いというのは、誤解に基づくムダか、自分を甘やかしているだけ。
◆とにかく今の時代は完成、到達を目指すより「変えていくこと」を目指す方がいい。
◆したいことは「今すぐにする」ことを心がけなければダメなのです。
◆いつもその事だけを思っていると、何かの瞬間にふっと解決法が浮かぶ事があります。
◆梅原猛先生の書に「妙想飛来」というのがあります。
「素晴らしい考えは飛んでやってくる」という意味です。
◆私は選択肢を決める際の参考にするのが、正邪・和戦・勝敗・損得です。
◆二時間の早起きを12年続ければ、丸一年分得をします。
◆仕事に追われてはダメで、時間も自ら仕事を作り出す姿勢を貫かなくてはなりません。
◆もっと広い世界に飛び出して、仕事に関係の無い人々ともつきあい、未経験な事もたくさん経
験する必要があります。
2004/07/13
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実はリーダー論なのかも・・
組織仕事って、まだまだ研究の余地ありですよね。
現在の会社に違和感を覚えた人が読むとよい本
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◆ニワトリ会議を開いてはいけない。
(=傷ついたニワトリは失敗した人と言う意味でその人を責めて潰してしまうような会議をし
てはいけない。)
◆とにかくだ、人間が進歩するためには、まず、第一歩を踏み出す事が大切なんだ。なぜなら、
そこにどんな障害があるか、どんな可能性があるか、足を踏み込んで初めて分かるからなんだ。
◆失敗は大切だが、失敗をおかした原因を追求して反省し、二度と同じ原因で失敗をしないよう
にする事が肝心。
◆本当にすごいベテランは死ぬまでベテランと認めないで、日々研鑚を積むという態度を崩さな
いものだよ。
◆人間は嘘をつくことができても、商品には全てあらわれてしまうんだよ。そして言い訳もしな
いんだよ。
◆難しい問題はそう簡単には解けないから、どうしてもギリギリの状態になる。
そうするとみんな必死になってやろうとする。面白いものでそうなると人間、不思議とできる
ものなんだよ。
◆ところが、これまで技術屋というものは、とかく視野を自分の研究対象のみに向け、人間を理
解するための観察を怠りがちだったといえる。
◆時間だけはね、神様が人間に平等に与えてくれたものなんだよ。
◆日本人は決して創造力が貧困ではない、むしろどの国の人よりも豊かであるとみている。
しかし、個人の持っているその豊かな創造力を、国そして会社という組織が生かすのが、残念
ながら下手なだけである。
2004/07/13
ただの金持ち本じゃないよ。
自立した人になるための教えとして読んでみるのもよいかも。
◆事業家として成功したいなら、三つの要素が絶対にいる。
何かを決めたら、その目標に向かって戦略を立てること。
そして、それを実行する事。
それがうまくいくかどうかについて悩んで時間をつぶさずに、それをやり遂げる情熱だ。
◆最初に、自分を知るという少し遠回りに見える作業を怠ったツケは思ったより大きいものだ
よ。
なぜなら、自分が誰かわからなければ、どれだけ社会的に成功しても幸せにはなれないから
だ。
◆金持ちに使われる側に立ちたければ、MBAに行きなさい。
金持ちになりたければ、セールスを学びなさい。
◆「人生で話すのはこれが最後だ」という意気込みを静かに、そしてパワフルに話しなさい。
素晴らしいスピーチは人の人生を変えるパワーを持つのだ。
◆偉い人には、あたかも彼が偉くないかのように接しなさい。
そして、偉くない人には、あたかもその人が偉い人のように接しなさい。
◆人は人を喜ばせた分だけお金を受け取れるようになっている。
◆「社長は会社に来なくていいですよ。」と部下に言われて初めて、自分は優秀な経営者の仲
間入りしたと思いなさい。ふだんは、日常的な仕事をせずに、どうしたら、お客や従業員を
もっと大きなスケールで喜ばせられるかを考えなさい。
◆もし自分で出来たとしても、できるだけ多くの人を巻き込んで助けてもらう事だ。
2004/7/15
私が早起きになったのはこの方のお陰です。
この著者のメルマガを毎日読んでます。
http://webook.tv/
いいですよ。
本の選び方が素敵です。
著者の個性が出ています。
この本の中で気になった言葉です。
◆「ちょっと、こんなことをやってみたい」と思うことがあったら、やってみる。掘り下げて
みる。するとけっこう、それが広がったりするものなんだ。だから、小さなことでいい。ま
ずは始めてみることだ。
◆とはいえ、メルマガを発行している人は、メール利用者のわずか1%に過ぎないというから、
まだまだきっかけすら手にしていない人がたくさんいるということだ。
◆正直、このメルマガは、誰にとって一番効果をもたらしているかというと、発行している私
自身である。
これはおそらく、多くのメルマガ発行者に共通するかもしれない。
⇒(正にハイ、その通りです。私も実感してます。)
◆1冊を読んだら、まとめる、書く、伝えるということをするといい。
そうすることで、また新たな発見や広がりが増える。(略)また、伝えた人から「それ、僕
もいいと思った!」という「共感」があれば、自分の行為がさらにうれしくなる。
⇒(フムフム、嬉しいです。)
◆要するに自分で自分時間、可処分時間を増やすことだ。そして、自分の価値観にそった使い
方ができるかできないか。その積み重ねは10年もすると、とんでもない開きとなって表出
する。
2004/07/16
将についての考えさせられる言葉が多くありました。
◆かれのように防御心理のみで戦争をする場合、敵の出方だけが気になり、その敵の出方でふ
りまわされる結果になる。つまりは、恐怖が思考の支軸になっていた。
◆型といえば、元来、軍隊というのは型そのものであり、その戦闘についての思考は型そのも
のであった。
◆天才は型の創始者であり、戦術家としてのナポレオンは自分の編み出した型として存在して
いた。
◆ウドサァになるための最大の資格は、もっとも有能な配下を抜擢してそれに仕事を自由にや
らせ、最後の責任だけは自分がとるということであった。
◆この国家に金や兵が備わり、その独立が十分に出来ていたら、戦争などするには及びません。
◆頭脳は心臓とは異なり、あらゆる可能性を思案しつづけねばならないためにその思案の振幅
運動が当然ながら大きくかつ激しい。
2004/07/19
コーチングのケーススタディーです。
コーチが陥りやすいワナについて具体的に書かれています。
コーチの心得本としてテキストとは別の副読本として常に傍らに置いておきたい本です。
気づかされた言葉として、
◆「相手の可能性を引き出し、自分で考え行動することをサポートする」のがコーチングです。
◆ひとに話しを聴いてもらい、受け入れられたときに、私たちの中には安心が生まれます。
◆たとえ50%の答えであっても、部下自身が自分で導いた「答」に向かっていく事で、最終
的に得られる成果は、上司が与えた100%の答にしたがうより高い場合があるのです。
◆コーチングを行う場合も、答えやすい質問、話しやすい環境、聴いてほしいタイミングは、
部下それぞれで違います。
◆コーチングにならない原因の一つとして、「問題解決に自分ものめりこんでしまう。」とい
う傾向があげられます。
◆「存在」を「褒めて」ほしいのではなく、「存在」を「認めて」ほしいのです。
◆あなたのビジョン、願い、将来の夢、たった今の感情、それらは言葉にしてはじめて存在を
もちます。
◆自分が立てた目標でなければ、それはひとに与えられた「答」と同じです。
◆「こちらが訊きたい質問」が「相手が話したい事」であるとはかぎりません。
2004/07/20
何気ない家庭での親子の会話集なんですが、「よのなか」について親子で共に考えることの
楽しさが伝わってきます。
印象に残った言葉です。
◆たとえば「もし○○がなかったらどうなるか?」という疑問。(略)大人の私たちが「常識
」として前提にしてしまっていることの本来の重要度や意義を問い直す、いいキッカケにな
るでしょう。
◆「 ダンボール紙で、新しいバックギャモンのゲーム盤をつくろう!」
◆大江戸線の地下鉄のトンネルは普通の地下鉄の直径と比べると7割くらいの大きさです。直
径で7割ということは、掘る面積でいうと、普通の場合の5割くらいで済むことになる。こ
のように「数学的に物を考える癖」をつけるのもいいなあ。
◆自分の人生をマネジメントする事、国や会社のマネジメント行動をきちっと見極め、評価す
る力が、これからは大事になる。
◆子供にはいつも言っていることがあります。答が正しいかどうかが大事じゃなくて、自分
はこう思うということをちゃんと言えることのほうが大事なんだって。
◆「なぜそうなるのか」「どうしたらよいのか」「どうしてそうしたらよいと考えるのか」
といった“問いかけ”を大事にしながら、身近な物事について一緒に考えるような親子の
会話をだいじにしたいと思うようになったのです。
ミムラー家の会話を藤原さんが解説しています。
2004/07/22
やはり、自分に厳しくないといけませんね。
ユニクロの柳井会長が教科書としている本です。
柳井氏の言葉として「はじめに」の中の
◆「過失は恥でも不面目でもない。ビジネスにつきものの一面であり、重要なのは自己の過失
に立ち向かい、それらを吟味し、それから学び、自己のなすべきことをすることだ。
唯一の間違いは、間違いを犯すことを恐れることである。」は、とても共感できました。
本文中では、「経営者の条件」の章の、
◆経営者は経営しなくてはならぬ!
経営者は経営しなくてはならぬ!
経営者は経営しなくてはならぬ!
何べん言ったら本当にわかってもらえるのだろう?
が一番印象に残りました。
他にも「経営の秘訣」の章の
◆三行の経営論
本を読むときは、初めから終わりへと進む。
ビジネスの経営はそれとは逆だ。
終わりから始めて、そこへ到達するために出来る限りのことをするのだ。
「経営に関するセオリーG」の章の
◆ビジネスはもちろん、他のどんなものでも、セオリーなんかで経営できるものではない。
「経験と金銭的報酬」の章の
◆ビジネスの世界では、だれもが二通りの通貨−金銭と経験−で報酬を支払われる。金は後回
しにして、まず経験を取れ。
「リーダーシップ」の章の
◆リーダーシップは学ぶ事ができるものだ。(略)
そのリーダーシップの究極的な性質と特色は、リーダー自身の内奥の人格と個性から出てく
る。
最終章「やろう!」の
◆実績は実在であり、実績のみが実在である。(略)覚えておきたまえ−実績こそきみの実在
だ。
マネジャーとは“実績をもたらす人間”だと私が定義するのはこの理由による。
まだ、2回通読しただけです。
表面的ないい言葉をひろっちゃた気がしてます。もっとじっくり読み込みたいです。
2004/07/23
はじめにで、著者自らが説明していますが、「声に出して読みたい日本語」がヒット中の著者
は、実は「教育学」が専門だったのです。
「教育者教育」という教育方法が専門だったのです。その著者が、教職者向けではなく、「親
として子供に」あるいは、「上司として部下に」教える立場にある人向けに書かれた本です。
◆人間と人間の関係の中で、「教える」「学ぶ」という状態がうまくいっている関係というの
は、もっとも幸福な関係だと私は考えています。なぜなら、そこには、教えられている側が
感じる「伸びている」という充実感があるからです。
◆教師はもちろん、親でも、上司でも、何かを教えるという立場にある人は、まず、その責任
をよく考え、大きな責任のある事をするのだという強い意識をもってください。
◆教えるということの一番の基本は、まず、教える相手のモチベーション(やる気)をかきた
てるということです。
◆教える側も現在進行形で学びつづけている、それも常に学ぶ側の何倍もの速度で学び続けて
いる、ということなのです。
◆問いがあることによって、達成感がはっきりするのです。
◆自分で自分を伸ばせるところまで育てる事が、教育なのです。
◆家庭でも、職場でも、自分はちゃんと「教える」行為をしてきたといえるのか?
大きな責任を果たしているのだろうか?
身につまされる事が多くありました。
「教育」「コーチ」「親子」
技術ではなく、本質ですよね。
2004/07/26
きちんと自分を見つめなおす事の大切さ
アフラック創業者の著者が「自分探し」のためにいろんなまわり道をしたこと。
その経験から出てくる言葉には重みがあります。
◆自分を磨いてなんとか向上したいという人は、大いに悩み苦しむべきです。
その中から「自分の人生を動かしているのは、誰でもなく自分自身なのだ」
という自覚が生まれてきます。
◆「違っていて当たり前」
それを認めるところから「自分探し」をはじめることが大切です。
◆父がよく私にいっていた言葉です。
学校の勉強は大切だが、学校は勉強の方法を教える場所で、それだけ知っていても人生の優
等生にはなれない。
本当の勉強は社会に出てからやるものだ。
◆誰もが反対する仕事には大きなリスクが伴います。しかし、そこには同時に大きな可能性が
眠っています。
◆行き詰まったときに、何かいい手はないかと唸っていると、必ず知恵がわいてきます。 時に
は寝床の中でも、いい考えが浮かんでくる。
◆「今日何をやれば夢の実現に近づけるのか」という観点から、二十年計画を五年刻みにして
、それぞれの期間で夢と現実とのギャップを埋める具体的な計画とその作業に入っていくの
です。
◆フランスの哲学者アランは、「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意思によるも
のである。」
◆「慎重に油断のないように準備をし、結果を恐れず楽観的に行動する。」
◆時代の変化に応じて自分が変わっていこうとする姿勢は大切な考え方ですが、自分の心棒と
なるものは決して変えてはいけません。
2004/07/27
最後は人間力ですね。
アメリカで生まれ、最近急速に認知されている「ファシリテーション」とは問題解決や合意形
成を促進する技術です。
その入門書です。
専門用語も少なく非常に分かりやすい本です。
また、「必要不可欠なことは全て盛り込んであり、一読後はともかく実践することを強くお勧
めします。」とはじめにの部分で著者が強力に勧められてますので、まずは実践してみたいで
す。
ファシリテーションの考え方として、
◆個人の集まりとして組織を動かそうという「構造(システム)的なアプローチ」ではなく、
人と人との相互作用の集まりとして組織を考える「関係(プロセス)的なアプローチ」が重
要になってきます。
ファシリテーションの効果として、3つの効果があげられます。
◆できるだけ短い時間に、チームが生み出せるであろう最高の成果に導いていく。学習するス
ピードを上げる。
◆メンバーの相乗効果(シナジー)が発揮できる。
◆メンバーの自律性を育み、個人を活性化すること。
ファシリテーターに求められる技術として、4つの基本スキルがあります。
◆場のデザインのスキル−何を目的にして、誰を集めて、どういうやり方で議論していくのか。
◆対人関係のスキル−しっかりとメッセージを受け止めると同時に、そこにこめられた意味や
心のそこにある本当の思いを引き出す。
◆構造化のスキル−図解を使った構造化手法を用いて、議論を分かりやすい形にまとめる。
◆合意形成のスキル
会議の席へ必ず持っていってすぐに使うことがこの本の一番の活用法かなと思いました。
◆部は本書からの引用です。
2004/07/28
著者自らの体験をもとに仕事の技術と心得について書かれています。
営業という仕事をあらためて深く考える一冊になりました。
◆営業力とは、人間を売り込む力である。そして、人間を売り込むことにによって、組織を売り込む力である。
◆顧客の「無言の声」に耳を傾けるためには何をすべきか。
第一に、まず「顧客の心の流れ」を細やかに感じ取る事。
第二に、その「顧客の心の流れ」に対処することです。
◆商談における機会損失を最小にするためには、何が必要か。
言葉にすれば、一言です。「手を抜かない」
◆どのようにすれば「機会損失」、「逃した機会」が見えるようになるのか。
商談や仕事における「打ち手」を考え抜くことです。
◆ビジネスとは、どこまでも、「人間」と「人間の心」を相手にした営みである。
我々は、そのことを決して忘れてはならないでしょう。
◆世の中に溢れる「相手の心を見抜く技術」などによって理解できるほど、人間の心の世界は浅くないことに、
気がつきます。
そして、そのことに気がつくとき、我々は、営業の道を歩む人間に求められる、最も大切なものを、初めて身
につけることができるのです。
人間に対する謙虚さ。
◆商談とは、単に、顧客と一緒に会合をしている時間と空間だけを商談と呼ぶのではありません。
事前の「予行演習」と「場面想定」、事後の「反省会」と「フォロー」まで含めて、それが商談なのです。
◆誰もが、かけがえのない人生のかけがえのない時間を、生きています。
それは、我々自身が、そうであり、顧客としてお会いする方々も、そうです。
そうであるならば、その顧客の時間を、決して無駄にしてはならない。
◆我々は、一つの願いを持つべきでしょう。
この顧客との、このご縁を大切にしたい。
ともに過ごす、この時間を大切にしたい。
その願いが、「営業力」と呼ばれる力の、根本にあるべきものなのでしょう。
2004/07/29
私の教科書に加えたい1冊です。
実体験に基づいた一言一言が重みを持って迫ってきます。
しかも、著者はとても素直に自分の失敗をさらけ出してます。
思いが伝わる一冊です。
◆会社を存続させていくには、常に組織全体の自己革新と成長を続けていかなくてはならない。
◆会社というも、事業=商売というものは、安定や形式とは正反対に位置すべきものではない
だろうか。
◆事業を始めるときには、ぼくはいつも最終形を考えるようにしている。
こうあるべきという目標を定め、それに向かって行動する事が大事。
◆すべての人たちが、一人ずつ“自営業者”としてその会社にコミットする。
◆会社組織は、その会社の事業目的を遂行するためにある。
一旦、組織ができあがってしまうと、今度はその組織を維持するために仕事をしているよう
にみえることがある。
◆成功するということは、保守的になるということだ。
今のままでいいと思うようになってしまう。
◆ほとんどの人が、失敗しているのに失敗したと思わない。
だから余計失敗の傷口が深くなる。
◆自分の未来は自分で切り開く。他人ではなく、自分で自分の運命をコントロールする。
(起業家十戒より。)
手元に置いていつでも読み返せるようにしたい一冊です。
2004/07/30
全巻読了後は清々しい気分になりました。
戦争のシーンが続いてたので重々しくなってましたが、全巻を読み終えると清々しい気持ちにな
れます。
日本人とは?明治という時代とは?
について考えさせられました。
共感した言葉です。
◆戦術家というのは、「敵が予想どおりにくる」というこの不思議な瞬間に賭けているようなも
のであり、戦術家としての仕事のほとんどはこの瞬間に完成する。
◆日本人は情景が劇的であれば劇的であるほどその主観的要素を内部にしまいこんでしまうとこ
ろがあり、東郷の光景は能に似ていた。
◆弱者の側に立った日本側が強者に勝つために、弱者の特権である考えぬくことを行い、さらに
その考えを思いつきにせず、それをもって全艦隊を機能化した、ということである。
◆しかし天才というのはその半面暗いいびつさを持っているのかもしれず、現場での運営指揮と
いうこととはべつなものであるようだった。
◆前の六分は本当の運です。しかしあとの四分は人間の力で開いた運です。
◆楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆ
く坂の上の青い天にもし一だの白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をの
ぼってゆくであろう。(あとがきより)
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